公園へあと少し

初夏から秋にかけての暑苦しい季節は、
何かこう、映像を作ってる時の感覚になる。


今思えば、ストラングルという映像団体をやっていたころは、
運営側のあれこれと、会場の煽りVTR作成だけで
おれ自身のまともな作品はすでに作っていなかったなーと思う。


作品より上映会自体を作りこんでいくのが
ひたすら楽しかったし、
当時はヒトサマに自分の感性を投げつける行為がたまらなく快感だった。


でも一番は
世間にナメられたくない気持ちが大きかった気がする。


フライヤー配りながら、
映画館の人と口ゲンカしたり、
少しでも軽んじられたらつっかかって行ってた。


楽しかったけど、いつも精神的にギリギリで
うだるような暑さの中、常に寝不足で
ロシア人と牛丼食いながら
パンツ一丁で覆面被って
映像編集している光景が
自分の表現活動の原風景であり、思い出である。



あれが楽しい思い出なのかどうかは全くわからないけど、
今となっては、いい思い出ではある。
いい思い出という事にしておきたい。
いや、おこう。
むしろ、おく。



よく、自分の思い出を作曲に活かしたりする人がいるけど、
アレって才能だよね。
あの頃の記憶を曲に表そうとしても思いつかない!




しいて挙げるなら


旅情的な部分じゃなくて
泣きながらビデオテープ投げつけてるような
投げっぱなし感がなんとも。


確かに
まだ見ぬ明日に何があるのか
少しも記憶にない人が北浦和に集結してた。




もしくは、


そうそう、これらを足して混ぜたら近いイメージ!



同居人のロシア人が、
クリームぱんを食べながら
「アマ〜イ」と言っている絵を重ねれば完璧だ。
カオスだ。















話が脱線したけど、


自分は、映像活動に対してアンサーを出さないまま
バンド活動にスライドして今に至っている訳だ。


もっと、映像をやっていた頃に描きたかった風景や感情があった気がする。
紡いでいく喜びがあったはずだ。




それが音楽でも出来るんじゃないか?って思って
ビデオカメラをギターに持ち替えたのに
初期衝動に溺れてすっかり忘れてたよ。









まあ、そういう堅苦しいのはおいといても、
当時のストラングルメンバーにライブ見せたいな、と
ふと思いました。







ストラングル、やるよ!
ミュージックストラングルだけどな!


もうビデオストラングルより回数多いぞ!


ビデオと違って結構普通のライブだったりするけど、
真剣にやってるぞ。<追記>

今とても気になっている。

もともとRPGツクールっていうRPG作成フォーマットで素人が作ったゲームで
なんかそれが人気でてPSPに逆輸入されたとか。


なんかドット絵なのに怖いらしい。


今更自分がホラー好きな事に気付く。
怖いけど見たい!
見たいけど怖い!